対面販売職を対象にした「研修の課題についてのアンケート調査」を実施しました

コロナ禍を機にオンライン接客が浸透し、AIやメタバースが接客や販売を手掛ける場面も見られるようになりましたが、人流が街に戻ってきた今、ヒト同士の対面接客や販売の機会もまた上昇傾向にあります。
多くの対面販売の現場では深刻な人手不足が課題となっており、新人採用に苦戦するだけでなく、業務を教える人員も不足しているという声が聞かれます。
企業が持続的・安定的な業績を確保していくためにはスタッフの教育・育成の仕組みを整えていくことが不可欠である中、実態を知るために対面販売の現場での教育体制とその充足度について調査を行いました。

 

■調査概要
調査企画:ClipLine株式会社
調査対象:全国の過去1年以内に対面販売(オンラインを含む)形式の営業職を経験した人 518名
※外食、スーパー、コンビニ、雑貨店などを除く
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査期間:2022年11月30日~12月7日
主な調査内容:対面販売職の研修、教育体制について

 

■総括
調査結果からは、対面でのコミュニケーションを望む声が多数ある一方で、教え方がうまい人とそうではない人のバラツキを指摘する声が過半数を占め、「人」に依存する課題が浮き彫りとなりました。
業務を教える側の知識やスキルにバラツキがあれば当然ながら教わる側の習得状況にもバラツキが反映され、ひいては営業成績にも影響すると考えられます。
人手不足にあえぐ現場において、品質を均一化しながら新しい知識や技術を習得し、伸ばしていく教育を実現するためには、1対1の教育機会を1対nに置き換える可能性を検討しながら、教える側のナレッジや教え方を均質にし、ひとりひとりの理解度を確認できる仕組みを整える必要があると考えられます。

 

調査結果についての詳細は、こちらのプレスリリースからご覧いただけます

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