新機能「Clip360(β)」の導入実証実験を開始、「壁の穴」と「オオゼキ」が協力

 ~多角的な視野により、「見る」だけではなく、「体験する」学習に活用可能性~
サービス産業を動画で改善するクラウドOJTシステム「ClipLine(クリップライン)」を提供するClipLine株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 勇人、以下「当社」)は、2月25日(月)よりClipline上での360度映像の再生に対応する新機能「Clip360(β) (クリップサンロクマルベータ) 」の導入実証実験を開始することをお知らせいたします。

■「Clip360(β)」導入実証実験開始の背景
外国人労働者の受け入れ拡大など、時代の移り変わりに伴う労働市場の環境変化によって、店舗教育に求められるニーズも変わりつつあります。こうした背景を踏まえ、「ClipLine」上で360度映像を再生する新機能「Clip360(β)」の導入に向けた実証実験を開始いたしました。360度映像とは専用の360度カメラによって撮影された全方位を見渡すことのできる映像のことで、通常の映像に比べ、情報量が多く、端末を動かしたり、画面を触るなどの能動的な学習を促すことが可能となります。なお、本機能は動画だけではなく、静止画にも対応しております。また、弊社の映像制作技術を生かし、弊社にて360度映像の企画、撮影、編集までの一貫した制作も行っており、本導入検証に合わせて導入実証実験にご協力頂いた企業に360度コンテンツの提供も開始しました。本導入後は、店舗入店前及びリモートでの研修、営業時やイベント時の様子を体験するコンテンツ、動画にゲーム性を取り入れたコンテンツなど、ClipLineの学習効果向上への可能性を想定しております。なお、本機能は現段階ではChrome版学習サイトにのみ対応する予定です。
※Chrome版学習サイトとは、「ClipLine」のiPad学習アプリと同様の機能を持つプロダクトであり、Androidタブレット、WindowsOSのChromeブラウザに対応しています。

 

■飲食チェーン「壁の穴」、スーパーマーケットチェーン「オオゼキ」が実証実験に協力
導入実証実験への御協力企業第1号として、日本各地で飲食店(スパゲティの専門店、イタリア料理店、うどんの専門店)を展開する株式会社壁の穴にて、同機能の導入をスタートさせました。これに伴い制作した技術クリップでは、レジでの対応やホールでの接客の様子を360度動画として撮影しており、これによって通常の動画では死角となり見ることのできなかった手元の動作や、複数視点による動画を同時に見ることができ、単なる「見る」だけの動画から、自分の学習したい箇所を、重点的に見ることのできる「体験する」動画の可能性を示唆しました。また、今後は、東京都を中心にスーパーマーケットチェーンを展開する株式会社オオゼキにも本機能導入の実証実験を開始する予定です。

 

■「ClipLine」サービスについて
「ClipLine」は本社と店舗を双方向の動画(クリップ)でつなぐクラウドOJTです。
サービス産業の多くが悩む「指示が正確に伝わらず実行されない」、「店舗間のサービス品質にバラつきが生まれる」という2つの課題を、クラウドと動画を活用することにより現場にいなくてもまるで目の前にいるかのように双方向のやりとりで教育することで、サービス産業の労働生産性向上や働き方改革を促します。
映像音声クリップを利用することで、今まで無形と言われていたオペレーションを見える化し、対面指導が当たり前だったOJT教育を非対面にすること、また複数店舗を管轄しているマネジメントの臨店を不要にすることが可能になり、サービス業の特徴とされていた無形性、消滅性、同時性、変動性という制約を取り払うことに成功しました。「ClipLine」を活用することで、国内店舗のマネジメントだけでなく、従来難しいと言われていたサービスの国外輸出の難易度を圧倒的に下げることができます。
外食・小売企業を始め、介護福祉・薬局・美容など幅広い分野で導入され、6,000店舗、11万人以上に利用されています(2019年1月1日時点)。
※2017年5月に『映像音声クリップを利用した自律的学習システム』(特許第6140375号)で特許を取得

▼「ClipLine」の詳細はこちらをご覧下さい
サービス紹介サイト: https://clipline.jp/
サービス紹介動画: https://vimeo.com/107560372

 

■ClipLineのミッション
「できる」をふやす

・私たちの存在意義
私たちは世界中で、人の手によるサービスや、人の顔が見えるサービスの現場で、「できる」をふやすプラットフォームを提供します。

・私たちが目指す姿
「知っている」から、「できる」へ。
「できる」をサービスの品質基準にしましょう。「できる」が増えれば、はたらく人、企業とその先のお客様の幸せを最大化できるはずです。

 

■ClipLine株式会社について
代表者 :代表取締役 高橋 勇人
設立   :2013年7月11日
所在地 :〒108-0014 東京都港区芝4-13-3 PMO田町東5F
資本金 :10億5,300万円(2018年11月末時点。資本準備金含む)
主要株主 :経営陣、インキュベイトファンド、株式会社INCJ(旧:株式会社産業革新機構)、株式会社アニヴェルセルHOLDINGS、キャナルベンチャーズ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社 他
企業URL :https://corp.clipline.com/new_site/
事業内容 :「ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、及び経営コンサルティング

 

■本件に関する報道関係者お問い合わせ
ClipLine株式会社
広報担当:井上
TEL:03-5897-5067 Email: pr@clipline.jp

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