MEMBERS 役員紹介

代表取締役社長 高橋 勇人

コンサルタントとして、ハンズオン型事業変革を得意とし、クライアント先にCOO、またはそれに準ずるポジションで入り、支援先からの絶大な信頼を受けて成果を出す。
足元の成果に加え、支援期間中に人と仕組みを創り、残すことで継続的な業績改善を図る。
外食をはじめとする多店舗展開業態の支援が得意。
2013年に独立し、ClipLine株式会社(旧:株式会社ジェネックスソリューションズ)を設立。
CEOとして経営をリードしながら、ClipLineに関わる営業および事業開発を統括。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了。

CEO MESSAGE

サービス業の経営改革に長く携わった経験が当社を起業する原体験となりました。

COMPANY 会社概要

会社名 ClipLine株式会社
設立 2013年7月11日
代表取締役 高橋 勇人
従業員数 83名(2022年4月30日現在)
所在地 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町15 グランファースト神田紺屋町5F
資本金 7億4,063万円(資本準備金含む。2022年3月31日現在)
主要株主 経営陣、インキュベイトファンド株式会社、株式会社アニヴェルセルHOLDINGS、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、MPower Partners Fund L.P.、キャナルベンチャーズ株式会社、みずほキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、あいざわアセットマネジメント株式会社、株式会社DG Daiwa Ventures、山口キャピタル株式会社、Axiom Asia Private Capital、株式会社サンブリッジコーポレーション 他
取引銀行 みずほ銀行、三井住友銀行 他
事業内容 組織実行力を高める動画型マネジメントシステム「 ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、および経営コンサルティング事業

ACCESS MAP アクセスマップ

〒101-0035
東京都千代田区神田紺屋町15 グランファースト神田紺屋町5F
JR神田駅から徒歩4分
東京メトロ銀座線 神田駅・三越前駅、都営新宿線 岩本町駅、
JR総武快速線 新日本橋駅から徒歩5分

サービス業の経営改革に長く携わった経験が
当社を起業する原体験となりました

代表取締役社長 高橋 勇人

サービス業の経営改革に
長く携わった経験が
当社を起業する原体験となりました

代表取締役社長 高橋 勇人

サービス業のマネジメント上での課題

産業におけるサービス業の比率は年々高まり、国内においては約7割と世界トップクラスで、今後ますます世界経済のサービス化が進展していきます。サービスの特徴は、「無形性」「消滅性」「同時性」「変動性」と言われるように、「モノ」を作る製造業と違い、出荷前検査ができず、合格/不合格の判定ができないが故に、サービスをマネジメントすることはそもそも難しい問題です。

我々がターゲットとするサービス業は、その中でも、外食、医療・介護、小売・卸、金融機関等と、非常に多くの『技術習得』が必要とされる業界で、教育対象となる従業員数も多く、店舗も各地に点在し、しかも、従業員の大半が非正規社員で人材の入れ替わりが激しいことが、さらにマネジメントを困難にしています。

大手回転寿司チェーンでの経験から生まれたClipLine

1999年新卒からコンサルティング会社に14年勤務し、経営改革をトップマネジメントの黒子として実行してきた中でも、大手回転ずしチェーンでの経験がClipLineを構築する原体験となりました。
当時、300店舗、全国4万人の従業員を、如何に、大阪本社から動かしていくのか。日々、社員の方々と頭を悩み、泥臭く実行しました。

サービスマネジメント = “従業員のサービス提供技術習得を促進すること”

サービスマネジメントとは何をマネジメントするのか?
私は、その問いは突き詰めると、現場で働く従業員のサービス提供技術の習得を促進することだと考えています。
それが今、テクノロジーの進化により、サービスのマネジメントのあり方が劇的に変わろうとしています。
2017年5月に特許を取得した、「映像音声クリップを利用した自律的学習システム」という考え方によって、現場に眠るサービスの暗黙知を数十秒単位の「クリップ」という形で形式知化・共有し、さらなるノウハウを生む出す、というサイクルを生み出すことができるようになりました。

サービス業の生産性向上や働き方改革に貢献する

これは、現場の従業員をロボットと見立ててマイクロマネジメントするのではなく、従業員の創意工夫を引き出し、一人一人をクリエイターとして扱うことでやる気を引き出し、顧客最前線で生まれる新しい「生のサービス」を活かしていこう、という逆転の発想です。
さらに、ClipLineを活用することで、国内店舗のマネジメントどころか、従来難しいと言われていたサービスの国外への輸出の難易度を圧倒的に下げることができます。
昨今クローズアップされることが多い、サービス業の生産性向上や働き方改革は、当社事業のど真ん中のテーマです。
今後も多くのクライアント、投資家、そして役員・従業員に支えられながら、課題解決に邁進してまいります。

取締役COO金海 憲男

日本航空を経て、株式会社ジェネックスパートナーズに参画。
様々な業界において、代表の高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。

取締役CFO渡辺 雄介

株式会社ミキハウス、イー・ギャランティ株式会社で経営企画業務に携わった後、伊藤忠キャピタル証券へ出向し、クレジットデリバティブ事業の立ち上げを担当。
株式会社モブキャストで経営企画部長、管理部長を経て、2015年株式会社グッドパッチに参画し、管理部門を統括。
管理部門の立ち上げ、財務経理、総務労務を機能させ、総額4億円の資金調達をリード。同年11月取締役就任。
2017年にClipLine株式会社(旧:株式会社ジェネックスソリューションズ)に参画。
CFOとして財務経理を中心に経営管理部門を統括。早稲田大学社会科学部卒業。

取締役福家 靖成

アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士 / ニューヨーク州弁護士 渉外弁護士として、国内外のクライアントのために、ベンチャー・キャピタル、M&A等の国際的な取引案件や一般企業法務を手掛けている。
米国企業による国内IT系ベンチャー企業に対するベンチャー・キャピタル案件の豊富な経験を有する。
2014年よりClipLine株式会社(旧:株式会社ジェネックスソリューションズ)に参画。
CLOとして法務面全般を統括。東京大学法学部卒業。

取締役小室 淑恵

多種多様な価値観が受け入れられる日本社会を目指し、多数の企業・自治体などにおいて、残業削減と業績向上の両立、従業員出生率の向上など多くの成果を創出。
安倍内閣「産業競争力会議」民間議員ほか多くの公務を兼任。
著書に『働き方改革』(毎日新聞出版)など多数。
日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004受賞。2014年5月ベストマザー賞(経済部門)受賞。
株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長。日本女子大学文学部卒業。

取締役森 正勝

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)日本代表に就任後、アンダーセンコンサルティング株式会社代表取締役社長、アクセンチュア株式会社代表取締役会長、同社最高顧問を歴任。
2009年国際大学学長に就任し、副理事長就任を経て2018年国際大学特別顧問に就任、現在に至る。
新潟大学人文学部経済学科卒業。公認会計士資格取得。

取締役赤浦 徹

ジャフコにて8年半投資部門に在籍し前線での投資育成業務に従事。
1999年にベンチャーキャピタル事業を独立開業。以来一貫して創業期に特化した投資育成事業を行う。
2013年7月より一般社団法人 日本ベンチャーキャピタル協会理事。
2015年7月より同協会常務理事
2017年7月より副会長
2019年7月より会長
東海大学工学部卒。

監査役長谷川 孝至

ピート・マーウィック・ミッチェル会計士事務所(現、KPMG)にて会計監査に従事後独立し、会計監査業務、税務業務、経営コンサルティング業務を行う。
その後、ジャフコ(ベンチャーキャピタル)にてベンチャー企業に対する経営コンサルティング業務、投資業務に従事。
その後、システム開発企業(東証一部上場)の執行役員事業本部長、会計・人事ソフト開発企業の取締役に就任後、住宅販売会社、システム開発企業の常勤監査役に就任。
2018年9月から当社常勤監査役に就任。
富山大学経済学部卒業、公認会計士、システム監査技術者。

監査役萩原 崇

トレンダーズ株式会社において経営管理全般に従事し、責任者として統括、東証マザーズ上場を果たす。
その後独立し、スタートアップ企業から上場企業まで経営管理・経営企画部門を複数支援。
経済産業省後援DREAM GATE 認定アドバイザー、日本認知科学会 正会員、次世代教育プログラム「PX2」認定ファシリテーター、Cognitive Corporate Coaching Program講師。
東京大学農学部卒業、同大学院農学生命科学研究科修了。

執行役員齋藤 誉

ソフトウェア商社・コールセンター/CRM関連ベンチャーを経て、2006年に日本マイクロソフト入社。
パートナーディベロップメント、プロダクトマーケティングを経験後、2012年よりビジネスアプリケーション領域のソリューション営業責任者。
2015年に株式会社インタラクティブソリューションズに入社後、経営企画・事業開発・営業を統括、2017年に取締役就任。
2018年5月にClipLineに参画し、エンタープライズセールスを統括。中央大学文学部社会学科卒。

執行役員藤村 隆士

SIerでのエンジニア経験を経て、不動産市場特化型SaaSプロダクト開発会社に入社し約10年間、不動産業務に特化したB2Bプロダクトを複数に渡り立ち上げ、その後の開発・運用に携わる。
2018年にClipLineに参画し、オフショアによるラボ型開発の立ち上げやVPoEといった組織面での統括と、サーバAPIの刷新やAWS環境のコード化牽引という技術面での統括を兼任。関西学院大学文学部卒。

執行役員藤森 信義

株式会社アドバンテストを経て、株式会社TSUTAYA onlineにてモバイルインターネット黎明期に数々のコンテンツサービスを制作。
2008年に株式会社ディー・エヌ・エーに入社し、ナショナルクライアント向けタイアップ広告の企画、制作に携わった後、同社米国サンフランシスコ法人に赴任、サードパーティーデベロッパーへのコンサルティング、自社内製ゲームのプロデュースを手掛ける。
2017年に帰国し、エグゼクティブ・プロデューサーとして、プラットフォームビジネスの立ち上げや、海外ゲームのローカライズ、グローバル向けゲームの開発等に携わる。
2019年にClipLine株式会社に参画し、CPO兼PMM(Product Marketing Manager)としてプロダクト戦略を統括。2022年からは、事業戦略室室長として、海外事業の立ち上げを担当。立教大学経済学部卒。

執行役員植原 慶太

大学卒業後、三菱総合研究所に入所し、都市、交通、観光、社会保障、消費者政策などの分野で産官学のクライアントへのコンサルティング業務に従事。2014年から2年間は三菱地所に業務出向し、再開発エリアのエリアマネジメントや新規サービス開発を担当。2018年にClipLine株式会社に参画し、カスタマーサクセス部門でコンサルタント、導入支援部長を務める。その後、カスタマーサクセス全体統括を経て執行役員に就任。横浜国立大学大学工学府 社会空間システム学専攻修士課程修了。

執行役員半田 豊和

自然言語処理技術・検索エンジン技術に強みを持つスタートアップ企業にてソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを経て、2010年に株式会社ディー・エヌ・エーに入社。複数の事業において分析基盤エンジニア、データアナリスト、AIプロダクトマネージャとしてデータ活用を推進。また、これらの業務を組織化した分析推進部を立ち上げ部長を務めた。
事業領域としてはゲーム事業、オートモーティブ事業、ソーシャルライブ事業を経験。2021年3月にClipLine株式会社に参画、 CDOに就任。データ活用によるビジネスとテクノロジー両輪での価値創出を担う。立教大学経済学部卒。

監査役小林 裕亨

アクセンチュア、アーサー・D・リトルにて、幅広い業界に対する経営改革・戦略策定に携わる。
マイクロソフトでは、アジアのBtoC事業全般における成長機会探索から事業開発までを主導。
2002年にジェネックスパートナーズを共同創業、同社代表取締役を務めた。
東京大学工学部卒、米国カーネギーメロン大学MBA卒。

一橋大学大学院国際企業戦略研究科 准教授(Ph.D.)
MBA Program, Academic Affairs担当
藤川 佳則

一橋大学経済学部卒業。
同大学院商学研究科修士。
ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。
ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 専任講師を経て現職。
専門はマーケティング、サービス・マネジメント、消費者行動論。

当社へのコメント

「ClipLine」は、経営現場で生まれる様々な知見をあぶりだし、そのダイナミックな共有を促進する。デジタル時代の知識創造の未来、日本型サービスの世界展開の可能性など、経営学の最前線に示唆を与える興味深い活用事例の数々あり、大変注目しています。

理化学研究所 革新知能統合研究センター
音楽情報知能チーム チームリーダー(D.Eng.)
浜中 雅俊

2003年 筑波大学大学院工学研究科電子・情報工学専攻博士課程修了。
2003-2007年 産業技術総合研究所において音楽情報処理の研究に従事。筑波大学、京都大学で講師・研究員を歴任し、2017年より理化学研究所 革新知能統合研究センターにおいてAI全般、特に計算論的音楽理論、計算創薬、ドローン、オントロジーの研究に取り組む。
2004-2007年、2010-2014年 科学技術振興機構(JST)さきがけ研究員。国内外で受賞歴多数。

当社へのコメント

サービス開始以来「ClipLine」では、スタッフ教育、マネジメントや本部、店舗間のコミュニケーションなど、様々なデータを蓄積してきています。これらのデータをAI技術を用いて援用していくことで、多店舗ビジネスのあらゆる側面が最適化されていくことが期待されます。

Incubate Fund General PartnerPaul McInerneyポール・マクナーニ

2002年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、2007年にパートナー、2014年にシニアパートナーに昇格。
⼩売、消費財、メディア、通信、⾦融、製薬の各業界の顧客に対して成⻑戦略やデジタル・AI、ブランディング、マーケティング、M&A の各領域における戦略と事業⽴ち上げの⽀援を実施。
アジア太平洋のマーケティング&セールスグループおよびアナリティクスグループの責任者、QuantumBlack Japan のマネージングパートナー、アジア太平洋の消費財・⼩売グループの責任者を歴任。
2021年3月インキュベイトファンド代表パートナー就任。

当社へのコメント

前職で日本ひいてはアジア全体の小売業を中心としたサービス産業のリーディングカンパニーと仕事をさせていただく中で経営における労働生産性と顧客体験のバランスの難しさを実感しました。ClipLineは日本の非常に高い顧客体験の質を保ちながら生産性を向上させるプラットフォームを創り出すことで国内のみならず、日本のサービス産業のレベルの高さに関心を持つアジア各国の小売・外食・サービス産業において非常に大きなポテンシャルを持っています。

立教大学理学部物理学科教授
立教大学大学院人工知能科学研究科設置準備室室長
内山 泰伸

東京大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。
米国スタンフォード大学・SLAC国立加速器研究所Panofsky Fellowを務めた後、立教大学理学部物理学科に着任し、高エネルギー天文学の研究室を主宰。
宇宙物理学分野の研究業績多数。
日本天文学会第21回研究奨励賞受賞、第5回宇宙科学奨励賞受賞。
2020年新設予定の立教大学大学院人工知能科学研究科において、研究委員長として応用人工知能の研究を推進予定。

当社へのコメント

ClipLineは企業での人材育成に新しい方法を提示する画期的なサービスであり、開発に参加することを楽しみにしています。
今後、ClipLineに人工知能・データサイエンスの先端技術を導入し、より革新的なサービスとして進化させることは、2020年に新設する立教大学大学院人工知能科学研究科の設立理念と合致し、人工知能・データサイエンスの社会実装の好例にしたいと思います。